
女性エンジニアが語る仕事・環境・キャリア
マブチモーターでは様々な部門で技術系の女性社員が活躍しています。その中から3人の社員が集まり、技術職ならではのエピソードや働く環境、今後のキャリアビジョンについて本音で語ってもらいました。
※掲載の仕事内容、所属は取材当時のものです。
―現在の仕事内容について教えてください


製品開発
Konatsu H
私は新卒入社の2年目で、1年目は研修で様々な技術系の部署を回りました。今年からは、車載向けの新製品を開発するチームに本配属されています。製品仕様を決めるための要素検討や、不具合が起きた際の原因究明とその検証が主な仕事です。

生産技術
Yuki Y
キャリア採用で入社後、製造技術を担当する部署に配属されました。最近では、環境に配慮したモーター部品の導入に向けた検証や拠 点間の調整に携わっています。前職も製造業の会社で、製造技術の仕事をしていましたが、大きく異なるのはマブチモーターは生産拠点がほとんど海外にあるということです。海外拠点とのコミュニケーションには苦労することもありますが、やりがいを感じています。
最近、担当業務が少し変わって、ブラシレスモーターの量産に向けた生産技術を担う業務に携わっています。例えば、量産に必要な部品の手配や、製造工程で発生した不具合の解決などです。今はまだ技術的な知識を学ぶ必要があるので、週に2~3回くらい千葉県の印西市にある技術研究所に出向き、金型を見せてもらったり、成形のことを聞いたり、日々新しいことを学びながら頑張っているところです。
―どんな時にやりがいや達成感を感じますか?

生産技術
Hiroyo N
何かを検証していて良い結果が出たり、不良の原因を突き止めたりした時に楽しいなと思いますね。マブチモーターは若手のうちから様々な挑戦の機会をくれる会社で、やりがいを感じながら働ける環境だと思います。

生産技術
Yuki Y
私は入社してまだ1年足らずなので、「達成したぞ!」という感覚には至っていませんが、モーターの仕事は未経験だった中で、上司や同僚のサポートを受けながら、経験値を高めてきました。加工工程で不良が発生するメカニズムをしっかり理解するために、本社に置いてある試作用の加工機で練習を重ね、自分でも加工ができるようになりました。


製品開発
Konatsu H
私は今年から製品開発に配属されて、勉強の日々です。配属当初は、複数の要因が絡んでいる問題に対して後先考えずに取り掛かってしまっていましたが、最近ではゴールから逆算して解決の糸口を見つける方法を学びつつあります。こうして成長できているのは、忙しい中でも親身になってアドバイスをくれる上司や先輩のおかげです。

生産技術
Hiroyo N
テーマ01 マブチモーターで働く面白さ
―入社して感じたマブチモーターの魅力は何ですか?


生産技術
Yuki Y
前の会社では定時出勤・退勤で毎日出社という働き方だったので、マブチモーターに入社してから働く環境がガラッと変わりました。当社はコアタイムのないフルフレックス制度があり、リモートワークもできるため、平日しかやってない施設に休みを取らなくても気軽に行くことができて、すごく便利です。

製品開発
Konatsu H
私もフルフレックス制度やリモートワークはいいなと思っているところの一 つです。例えば、夜に予定がある日はいつもより早く出勤して早めに仕事を終えることも可能ですし、午前中はリモートワークで午後から出社ということもできます。その日の予定によって働く時間や場所を柔軟に調整できるので、働きやすいなと思います。

生産技術
Hiroyo N
メリハリつけて働けますし、いいですよね。
あとは、リフレッシュ休暇があるので週末だけでは行けないようなところにも行けますし、社内でも「進んで休暇を取ってください」という声掛けがあるので、有給休暇はとても取りやすいです。
※リフレッシュ休暇:各社員が時期を決めて1年に1回、5日間連続で有給休暇
の取得が可能

製品開発
Konatsu H
育児休業も男女関係なく取りやすいと思います。私の部署にもいますが、様々な部署で男性社員が育児休業を取得されている話を耳にします。 休みの間は同じチームの方がフォローしてくれる空気があるので、戻ってきた時に差し支えなく業務を再開できる安心感があります。

生産技術
Hiroyo N
制度が整っているだけでなく、協力し合う、助け合う気持ちを持った優しい方がマブチモーターにはたくさんいるところが魅力ですよね。

製品開発
Konatsu H
おっしゃる通り、働く環境が整っている上に人がいいというのが一押しポイントです。
あと、これはマブチモーターの社風だと思うのですが、ものづくりに対して熱い心を持って向き合っている人が多いなと感じます。モーターに対する深い専門知識とものづくりへの情熱を持った先輩の姿を見て、いつも刺激を受けています!

生産技術
Hiroyo N
私の上司をはじめ、「こうした方が会社がもっと良くなるよね」と主体的に考えて動いてる方が多い印象があります。向上心を触発されたり、大切なことに気づかせてくれる上司や先輩が周りにいるのは、本当にありがたいなと思います。

テーマ02 イキイキと働ける環境
―当社はトレーニー制度をはじめとした人材育成にも注力しています。
教育制度についてはどう思いますか?

生産技術
Yuki Y
当社は社員の自己研鑽を後押しする制度が充実していますよね。私は毎年TOEICを受けられるのがいいなと思いました。お二人も何か勉強していますか?

生産技術
Hiroyo N
私は通信教育制度を活用しています。英語だけでなくて、会計・財務や経営戦略など、幅広い講座を受けることができて、何度も繰り返し受講できる点も魅力的だなと思っています。

製品開発
Konatsu H
通信教育は講座によっては一定の基準をクリアしたら、会社が受講料を負担してくれるので学びやすいですよね。その他にも資格取得奨励制度など、多くの制度が用意されているので、忙しい合間を縫って勉強をしている社員も多いなと感じます。
―最後に、今後の目標やキャリアビジョンについて教えてください!

生産技術
Hiroyo N
当面の目標は、現場のものづくりについてもっと知ることです。生産技術の仕事は、製品を開発する人と実際に製造する人の両方に寄り添う仕事なのですが、私はまだ現場経験がないので、現場への理解をもっと深めたいです。問題が発生した時に、改善方法や折衷案をすぐに提案できるよう、製品や現場のものづくりの知識、お客様が求める要件などをしっかり学んでいきたいと思います!

生産技術
Yuki Y
私もまずは技術的な知識を習得し、経験を積み重ねたいところです。加えて、社内には様々な専門知識を持っている方がいるので、そういった方と仕事の中で関わりを持ちつつ、頼り方を覚えていきたいなと思っています。個々人の業務量が多い時もあると思うのですが、当社には協力的な方が多いので、上手く連携して効率的に業務を進められるよう成長したいです。

製品開発
Konatsu H
私の目標は、新製品の開発責任者になることです。開発した製品が無事に生産できるまでがゴールなので、生産技術部門や工場で働く皆さんに迷惑をかけないよう、図面を描く技術だけでなく製造工程についても深く理解しなくてはいけないですね。様々な業務に取り組んで、将来的には多岐にわたる業務で力を発揮できるようになりたいです!
